MSデータベース >> ジオン公国軍 >> YMS-15 ギャン
ギャンはMS-09 ドムなどを開発したツィマット社が一年戦争末期に開発したモビルスーツ。
MS-14 ゲルググと次世代主力機の座を争ったことで有名である。
結果的に時期主力量産機の座をゲルググに奪われたしまったが、その要因として幾つかのことが挙げられる。
一つは空間戦闘能力・汎用性など総合的なMSとしての性能でゲルググに劣っていたこと。
そしてもう一つが、ギャンは主力機として考えるには非常に偏りが目立つ機体であった事である。
メイン武装に白兵戦用のビームサーベル、中距離戦用にシールド内蔵のニードルミサイル、と明らかに接近戦を意識した武装となっている。
大戦初期の様に対艦隊戦が中心ならともかく、対MS戦が中心となる大戦末期に措いてゲルググが正式採用されてしまったのは必然だったと言える。
タイプ | 試作型 |
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全高 | 19.9m |
全備重量 | 68.6t |
ジェネレーター出力 | 1,360kw |
スラスター総推力 | 56,200kg |
センサー有効半径 | 4,400m |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
武装 | ビームサーベル / シールドミサイル / ハイドボンブ |