MSデータベース >> ジオン公国軍 >> MS-14 ゲルググ
ガンダムすら凌ぐ高性能量産機。
ゲルググはジオン公国軍が一年戦争末期に完成させた旧ジオン最後の量産型モビルスーツである。
その性能は量産機でありながら連邦軍のRX-78 ガンダムすら上回るほどであり、量産化があと数ヶ月早ければ「歴史を変えていたかもしれない」と言われるほどの傑作機である。
事実、先行開発型の試作機として生産されたMS-14Sはシャア・アズナブル大佐のもとへ送られ、テキサスコロニー内でRX-78 ガンダムと交戦し、互角以上の性能を発揮している。
この機体が、同軍の他モビルスーツと比べて最も優れている点は、初めてビーム兵器の標準装備に成功した点である。(厳密にはYMS-15 ギャンがビームサーベルを装備しているが・・)
しかし、この一番の強みであるはずのビーム兵器の存在により開発が難航した為、戦線に配備されたのは一年戦争の末期(ソロモン戦以降)まで遅れてしまった。
その結果、戦果を上げる前に終戦を迎えてしまった悲しいMSでもある。
タイプ | 量産型汎用 |
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全高 | 19.2m |
全備重量 | 73.3t |
ジェネレーター出力 | 1,440kw |
スラスター総推力 | 61,500kg |
センサー有効半径 | 6,300m |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
武装 | ビームライフル / ビームナギナタ |